今日は、こちらのお悩みにお答えします。
■お子さんの年齢 7歳 女
■お悩み
被害妄想、とまではいかなくとも、基本【文句ベース】(←勝手に命名)
保育所時代から、帰宅後に口をついて出るのは不平不満。
友人トラブルばかり。
実際は多分、語られるほどのトラブルではなく、本人が誇大に語るのがほとんど。
毎日毎日、楽しいことより、されたこと、言われたことへの恨み節ばかり。
聞いてるこっちもイライラ。
いじめの心配はしていませんが、かといって、その場、その瞬間は本人なりに傷ついているのは確かだと思うので、ないがしろな態度も取れず。
何より本人が幸せな気持ちでいれなくてつまらないんじゃないかと。
どういった声かけをすればよいのか、悩みます。
■現在の対処法
とりあえずは聞く姿勢ではいるが、その時相手の気持ちも言わずにはいられない。
お悩み、ありがとうございます^^
保育所時代からということなので、数年間続いているということかもしれませんね。
今日は、娘さんと、ママの揺れ動く気持ちにお答えします。
まずは、娘さんから。
本当の気持ちは、本人にしかわかりません。
ですが、いくつか考えられることがあります。
言葉や感情が追い付いていかないと、うまく言葉にできません。
事実かもしれないし、そうじゃないかもしれない。
だけど、学校で【 今日あったこと 】を、ママに聞いてほしいということには、変わりはありません。
本当は、楽しいことも話したいのかもしれない。
だけど、印象が強いことが胸にひっかかって、ついつい出てくるのかもしれませんね。
それが、長く続いているようだったら、本人の悲しさや悔しさが置いてけぼりになっているのかもしれないと、感じました。
最初は、ほんの些細なことだったのかもしれない。
だけど、塵も積もれば山となるように、それが積りに積もれば、大きなものになります。
流暢に話せるからといって、感情の消化ができているとは限りません。
イヤだった気持ちを、ママに聞いてもらいたい。
そんな想いが隠れているかもしれません。
もし そうだった場合、この時の声かけのポイントは、子どもの気持ちにフォーカスする。ということ。
例えば、
『 今日、Aちゃんに キライって言われたんだよ 』
『 そっかぁ、悲しかったね 』
『 今日、Bくんに叩かれたんだよ 』
『 それは痛かったね、怖かったね 』
子どもの悲しい、悔しい、怖い、不安・・・などの感情を引き出す声かけをオススメします。
これによって、感情の理解と消化ができるようになります。
それからね、ママは日々聞く努力していていても、つい相手の気持ちを言わずにはいられないと、書いています。
うんうん、わかる。
わたしも日々葛藤します。
子どもの話を遮って、何かを言いたくなる。
だけど そんな時こそ、ママ自身にも声をかけてみてください。
子どもが文句ベースだったら、わたしは何が怖い?
子どもが文句ベースだったら、わたしは何が不安?
子どもの話しを聞けない時は、自分の話しを聞く時なのです。
だけど、無理はしないこと。
自分の話しを聞こうと、ザワザワする自分に向き合った時、とてもドキドキするかもしれません。
そんな時は、無理に蓋をこじ開けないということも覚えておいてください。
そして、自分自身に【 怖いよね 】と、声をかけてあげてくださいね。
蓋をあけることではなく、怖いに気付くことが大切なのです。
これで本当に解決するの?
そう思うかもしれません。
だけど、ぜひやってみてください。
あ、魔法ではありません。
3か月は試してみてね^^
ご参考になさってください。