絵が描けない子どもへ、絵が描けるようになるおうち療育

おうち療育アドバイザー
浜田悦子です。
こんにちは!
発達障害の子どもを持つ
ママのお悩みの中で意外と多いのが、
子どもが絵が描けないということ。
顔から手がでていたり、
首が無かったりすることがもちろんですが…
そもそも、出されたお題の絵ではなく
文字を書いてしまう…
なんてこともあるかもしれません。
今日は、絵が描けないお子さんを持つママへの記事です。

目次

  1. お絵かきのスモールステップとは
  2. お絵かきをさせる前に、やってほしいこと
  3. お絵かきを、課題にさせないコツ

 

園や学校で
先生に『リンゴかいてみよう!』と言われて
絵ではなく文字で
【りんご】
と書いてしまうお子さんがいます。
わたしが発達支援センターで指導員をしている時もいました。
発達障害の子どもたちは
想像力が乏しかったり、
相手の意図をくみ取れなかったり
言葉の背景を読み取ることが難しいことがあります。
ですから、丸を描いてちょこっと足せばよい
りんごやイチゴでも、いざ描くとなると難しいのです。

お絵かきのスモールステップとは

お絵かきも、子どもの理解に合わせてスモールステップが必要です。
わたしたちはりんごと聞くと
赤い、皮を向く前のりんごを想像するのではないでしょうか?
ですが、発達障害の子どもは、想像力が十分でありません。
  •  皮をむく前のりんご
  • 皮をむく前のりんご
  • 皮をむく前のりんご
  • 切ったりんご
  • 種がついているりんご・・・
  • 文字でのりんご

 

みんな、りんごなのです。

 

ですから、最初は描いてほしいりんごを
具体的に提示する必要があります。
このような写真を用意して、
「 同じに描こうね! 」
と指示すると、
描けるお子さんがいるかもしれません。
” 同じ ”という概念は
一番基本で基礎になる概念です。
この概念がないと、
見たものを同じように描くことができません。
さらに細かいことを言うと、
お手本となるものが
立体か平面かでも変わってきます。
  • 実物のりんご(立体)を見て描けるか?
  • イラストや写真(平面)を見て描けるか?
によって、子どもの発達が変わってきます。
本物のりんごは立体ですよね?
立体の本物と、イラストや写真にりんごが
同じものであると認識しているか?
ということも、同時に確認していく必要があります。
お手本を見てもうまく描けない場合は、
もっとスモールステップに分解しなければなりません。

例えば、最後の一描きだけを終わらせて終わりにする。

 

りんごを例にあげて具体的に言うと、

  1. 事前にママが丸いりんごを描いておく
  2. お子さんに枝の部分(線)のみを描かせる
  3. 「りんご描けたね!」と強化をする

 

これができたら(できそうなら)、
1から描かせてみる。
ポイントは、
ゴールから逆算して、
一筆でかけるところから無理なく練習していく。
ママが手伝ってあげたとしても、
最後は「できたね!」と強化で終わらせることが
子どもに興味をもたせるコツにもなります。

お絵かきをさせる前に、やってほしいこと

発達障害の子どもたちの中には、
完璧にできる!と自信が持てないと取り組まない
という特性を持つ子が、たくさんいます。
そういうお子さんは、
間違えることや失敗すること、
勝負に負けると癇癪を起こしたり、
感情のコントロールが難しい傾向があります。
お絵描きがうまくできなくたって
間違えたって、
命に関わることはないし
書き直せばいいのですが、
そう割り切ることができないのが、
子どもの生き辛さなのです。
そんな特性を持つお子さんに
効果的なサポートは、
ママが何度も何度も目の前で描いてあげること
が大切なステップになります。
間違えることや失敗することが
この世の終わりだと感じてしまう
発達障害の子どもにとって、
ママが身近で何度も手本を見せることにより
見て覚えることで自信をつけ、
行動できるようになるのです。
手本を見せる時は向かい合った席ではなく、
同じ方向で描いてあげてくださいね!

 

また、ついつい忘れがちだけど大切なこと。

 

絵の練習をする時には

子どもが興味のあるもの

にしてくださいね!

 

発達障害の子どもたちは、
興味のないことには見向きもしません。
あるあるですよね^^

お絵かきを課題にさせないコツ

この子のココを伸ばしたい!
練習させよう!!
と思って意気込んでも、
まったく見向きもしなくてイライラしちゃう・・・
こんな経験、ありませんか?
子どもって敏感に何かを感じ取りますよね^^;
療育の基本は、
もっとやりたい!で止めること
です。
その匙加減が難しいのですが、
子どものモチベーションも変わってくるはずですし、
何より課題ではなくなるはずなのです。
発達障害の子どもは、
普段から自分はできないと感じていることが多く、
日常が課題だらけ。
ですので、やらさている…と
感じている子どもは、
課題だとわかった瞬間に
見向きもしなくなってしまうのです。
  • 少し練習すれば、絵くらい描けるはず…
  • 絵すら描けないなんて…
  • やっぱり発達障害だから描けないの?

 

発達障害の子どもを持つと、
子どものできないに驚く日々ですよね。

 

でも、子どもにはできない理由があり
それは特性という、子どものチカラでは
どうしようもないことであることが多いのです。

 

ママの教え方が悪いとか、
発達障害だからではなく、
物事の考え方や集中の仕方に
独特さがあるということ。

だからこそ、子どもの ” 好き ” を
題材にするという
環境設定が大切になってくるのです。

 

 

我が家のむすこも、
全く絵に興味がありませんでした。

興味があったのは、数字とアルファベット。

わたしは、何百回も書かされました^^;

でも、そのおかげで、教えることなく書けるようになりました。

数字を書くついでに
となりに数だけの果物を描いてみたり。

アルファベットを描きながら、
AならApple、BならBallの絵を描いたり。
棒人間しか描けなかったむすこも、
小学2、3年生の時には
首のついた、腕や足がついた人物が
描けるようになりました。
子どもは、自分がチカラを発揮できる時を待っています。
それまでに、たくさんの種を蒔いていたいですね^^

 

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