不安がとても大きくて・・・
負けることに抵抗があって・・・
感覚の過敏もあった子どもが・・・
小学1年生で自信を取り戻すことができた事例を紹介します。

つみきが崩れただけで
かんしゃくを起こし・・・
ほしいものが手に入らないと
所かまわず寝転がり・・・
怒って、押さえつける子育てをしていたら、
自分に自信が持てない子どもになってしまいました。
このままじゃダメだと思っていても、
怒りを子どもにぶつけてしまう子育てがやめられなかった。
子どもを怒り、
寝顔を見ては自己嫌悪。
そんな日を何日も、
何か月も過ごして、
ある時 思った。
このままじゃダメだって。
わたしも、むすこもダメになるって。

あれから、4年。
小学1年生になったむすこは、
『 人はみんな、ちがうから 』
と、言葉にだすまでになりました。
苦手なことには今でも後ろ向きだけど、
いろんなことに挑戦できるようになりました。
もちろん、まだまだ成長過程。
日々、いろんなことが起こるけれど、
やる・やらないも含めて、
自分で考え、挑戦し
失敗してもまた挑戦することができる
メンタルが形成されました。

むすこがはまっているTVドラマ。
『 あの人の代わりには、誰もなれないんです 』
というセリフを聞いて、
『 人はみんな、ちがうからね! 』
と、言えるまでになりました。
これはわたしたち親子のことです。
4年で、むすこは別の人になったようです。
4年。
長いですか?
短いですか?
家で必死にセラピーをして、こうなった訳ではありません。
療育に必死に通った訳でも、ありません。
これだけは、やった!と思えることは・・・
①むすこの話を聞いたこと(表現が難しい時は、選択肢やまとめて提案
②ダメという言葉を使わなかったこと(ダメというくらいなら見て見ぬフリをした)
③(むすこの意見を聞いて)やらない選択もOKだとむすこの意志を尊重した
もちろん、
怒ることもあったし、
衝突してむすこが家出をしたことも何度もありました。
それでも、ここまで成長したことは素直にうれしいもの。
身近な事例だけど、確かな事例なのです。
5歳までベビーカーに乗っていたむすこ、
ベランダにさえでることのない、休日を過ごしていたむすこ、
わたしがこわい顔をしただけで、泣きだしていたむすこ。
人って、変わるのです。
あなたの希望になりますように。