幼稚園や保育園で、自由遊びの際、お友達の中になじめないというお悩みにお答えします。
担任のせんせいから報告を受けて知るケースもあるかもしれませんね。
いわゆる、ドリルや課題はそつなくこなすのに、自由時間に限って問題アリ・・・
- ぼーっと突っ立っている
- 泣きべそをかいている
- いつも一人で遊んでいる・・
*目次*
- 自由遊びができない子どもの原因
- 子どもが自由に遊べるように、お家でできること・・・
自由時間なんだから、おもちゃで遊んだり、好きな本を読んだりすればいいじゃない!?
なんででききないの!?
オトナは、こう思うかもしれません。
だけどね、できないのには、すべて理由があります。
自由遊びができない子どもの原因
発達障害の子どもにとって、自由は敵。
そう、感じている子どもがいます。
そして、これこそが特性です。
だって、自由ってとっても客観的な言葉だから。
使う人によって価値観も違うし、定義も違う。
このような自由が苦手な子どもの場合は、課題として提示してあげた方がラクなのです。
お悩みにもあるように、課題やドリルはそつなくこなす・・・
そう、理解しているやり方とゴール。
いわゆる、見通しがあるからです。
もう一つ、パターンで教えて行くのもポイントです。
【 自由時間とは・・・ 】
- 誰と
- 何を使って
- どのように遊ぶのか?
これで、できるようになるお子さんもいます。
子どもが自由に遊べるように、おうちでできること・・・
発達障害の子どもたちは、おもちゃの使い方も、遊び方も知らないことがあります。
ゲームができることと、つみきで遊べることはイコールではありません。
大好きなキャラクターのおもちゃだからといって、ひとりで遊べるとは限らないのです。
だからね、ぜひおうちで一緒に遊び方を教えてあげてください。
何通りでも。
つみきだったら・・・
- 色の仲間わけだったり・・・(マッチング・色の概念)
- 形の仲間わけだったり・・・(マッチング・形の概念)
- 同じ家を作ったり・・・(模倣)
- どこまで高く積めるかだったり・・・(順番)
- すごろくのコマだったり・・・(ルール)
- 紙コップにかくして、どっちにはいっているのか?ゲームだったり・・・(選択)
- 見立て遊び・・・(想像力)
遊ぶことは、学ぶこと。
また、コミュニケーションにもつながります。
それから、もうひとつ大切なこと。
ひとりで遊んでいる時間も、尊重してあげることも必要です。
集団生活(特に園)では、
『 お友達と仲良くあそぶこと 』に重点を置きがちです。
だけど、一人で遊んでいるからって、かわいそうと決めつけるのはナンセンス。
一人で遊んでいるのにだって意味があるし、
- 集団の刺激から落ち着こうとしている
- 今、やりたいことをしている
- みんなと遊ぶことに、まだ興味がない
などなど・・・
だからといって、ずっとこのままではないから。
お友達と遊びたい!と思った時、いろんな遊び方を知っていると溶け込みやすいですよね^^
その時まで、おうちでできること、やってみてくださいね。
*まとめ*
- 一緒に遊びながら、おもちゃの遊び方をパターンで教える
- ひとり遊びも尊重する