個別相談のご感想
わたしが現在5歳(年長)のSくん初めて会ったのは、
彼が4歳になったばかりのころでした。
言葉もなく、多動、かんしゃく、オムツが外れない・・・
ママは様々な療育を試されていましたが、
なかなか納得のいくものに出会えず、
悩んでいる時に個別相談にきてくれました。
以下、初めて相談してから1年後の、
ママへのインタビューです。
相談したきっかけ
息子は2歳になっても言葉が出ていなくて、明らかに他の子より成長が遅れていました。
2歳半で療育センターに相談に行きましたが、まだ年齢が小さいので『様子をみましょう』と言われました。
そのまま様子をみていましたが、他の子たちの成長は明らかで、『何かできることはないか』と自分でいろいろと調べ始めました。
地域の療育センターでは特に受けられるプログラムがなかったので、近くの民間の療育施設へ何ヶ所か行きましたが、どこも泣き叫ぶだけで、連れて行くことにも疑問を感じました。
何か、今のうちにできることがないだろうか・・・
ネットでいろいろ調べているうちに、浜田先生の『おうち療育』という言葉にたどり着き、『家でもできることがあるんだ!』と、すぐに個別相談に申込ました。
一番悩んでいたのは?
当時の悩みは『年齢相応にできるようにしてあげたい』ということでした。
こだわりや偏食がなく、指示の入るタイプで”育て辛さ”がなかった分、『他の子よりも遅れている』というところに目がいってしまっていました。
『普通の子に近づけたい』
『周りの子と同じことができるようにしたい』
わたしの中で、療育はそのためにしていました。
具体的には、
『オムツが取れない』
『言葉がでない』
そこが一番の悩みでした。
相談後、どのような変化が起きましたか?
結果的に、その悩みは1年後には、
なくなりました。
オムツは時間がかかりましたが、日中はパンツで過ごせています。
言葉も同じ年の子に比べればまだまだですが、日常生活に必要なコミュニケーションは問題なく取れていて、去年から知っている方には、その成長ぶりにびっくりされます。
何よりの変化は、自分自身でした。
私が子どもにこういうことが出来るようになって欲しいんだけど・・と相談した時、浜田先生が『お母さんは、それを本当に望んでいますか?』と聞かれました。
その時、はっと目が覚めたのです。
それは確か、園の先生に『このくらいは出来るようにしてください』と言われて、必死になっていたことでした。よくよく考えたら、当時の息子にはとてもハードルの高いもので、私にとっても息子にとっても、たいして重要なことでありませんでした。
浜田先生にお話を聞いてもらいながら、いくつか同じようなものが出てきました。
自分が何に悩んでいて、
子どもにどうなってほしいか。
いま親子にとって、どんな課題があるのか・・
当時は必死すぎて、見えなくなっていました。
個別相談を受けてそこがクリアになり、やるべきことと、やらなくていいことが明確になりました。
そして、子どもを褒める機会がぐんと増えました。
実は、子どもはすごく頑張っていたのに、私が気づいてなかっただけだったのです。
結果的に、そこから私が180度方向転換し、笑顔が増えて、子育てが楽しくなりました。
子どもを心から大切に思えるようになり、
小さな成長ひとつひとつを、大切にしてあげられるようになりました。
当然、子どもはこの1年、驚くほど成長しました。
1年前は『あー』とか『うー』とかしか言わなかったのに、
『パパ、きょう◯◯(息子の名前)と、いっしょにいる?』起きがけに父親に聞くのが日課です^^
浜田悦子はどんな人でした?
長身の美人(笑)で、すごく優しい。
とにかく、否定しないで聞いてくれる。
聞いてくれるだけじゃなくて、解決策を提示してくれる。
その提案が具体的で無理がなく、
すぐに取り入れられる。
迷っているママへ伝えたいこと
個別相談というと、
なかなかハードルは高いかもしれませんが、
一番の近道です。
私自身、いろんな施設に行ったり、勉強会に行ったり、本を読んだり、ネットで調べたり・・・
あらゆることをしました。
無駄なことは1つもありませんでしたが、これだけは言えます。
発達障害の子どもの特性というのは千差万別、一人一人違うのです。
そして、親も違う。
私と、
私の息子に合う方法は、
個別相談でしか、見つかりませんでした。
早いうちにここに辿り着いた皆様は、幸せだと思います。
この先の子どもの未来、
家族の未来への対価を考えれば、
安すぎる投資だと思いました。
今まさに子育てに悩んでいるのであれば、さっさと解消したほうが得だと思います。
小さいうちにしか、できないことがあります。
子どもが一番かわいい時期を、
多くの親子が笑顔で過ごせるようになることを願います。