お友達に抱きついてしまう、小学2年生の男の子

今日は、このようなお悩みにお答えします。

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先日、担任の先生から連絡があり、
〇〇くん(息子)が、
お友達の女の子に抱きついてしまうと言われました。

 

1年生の頃から特定の子に抱き着くことがあったようですが、ここに来て女の子が拒否しだしたようです。

(1年生の頃はOKだった)

 

女の子がおうちの方に話し、回ってきたお話です。

 

先生は、その都度「 抱きついちゃダメだよ 」と対応していて
おうちでもよく言い聞かせてください、と言われました。

 

でも本人は、
「どうしてダメなの?」と聞いてきます。
(先生にも聞いているそうです)

 

何かいいアドバイスがあれば教えてください。

 

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小学2先生の男の子のお悩みです。

 

突然
このようなことを言われたら、
とても混乱しますよね。

 

どう教えたらいいのか?
わからなくなってしまいます。

 

発達凸凹のお子さんは、
人との距離感がうまく計れなかったり、
衝動的に動いてしまうことがあります。

 

また、
今までお互いの間でOKだったことも、
集団生活の中で
お互いの年齢が上がってくると、トラブルに発展してしまうことがあります。

 

対処法を考えることは必要ですが、
今まで【 OK 】とされていた行動ですので
慎重に対処しなければなりません。

 

避けたい対処法

まずはじめに、
NGな、これは避けてほしい対処法を解説したいと思います。

 

それは、まさに先生がその都度やってしまっている

 

「 抱き着いちゃダメだよ 」という、禁止です。

 

先生を否定しているのではありません。

 

わたしもやってしまうことがありますし、
わたしたちは、そうやって育てられてきました。

 

ですが、
今までOKとされていたのに、
急に向こうが嫌がったからダメ。では、
男の子は届きません。

 

実際、

「 どうしてダメなの? 」

と、聞いています。

 

男の子を納得させることが、必要なのです。

 

でも、
発達凸凹の子どもたちには
長い説明もNGです。

 

絶対NGということではありませんが、
説明を聞いて納得できるようになるには
ある程度の年齢と、その子の成功体験が必要です。

 

まだ小学2年生。
さらに衝動的に動いてしまう場合、
説明は効果がないと判断しています。

 

また、行動を禁止すると他で必ず歪みがでてしまいます

 

いつかは大人が介入して、
向き合わなければならない問題であり、
SSTだと考えています。

 

効果的な対処法①理由を聞けたことを承認する

まず一番にすることは、お子さんが

「 どうしてダメなの? 」

と、聞けたことを承認することです。

 

これって、すごいことです。

 

僕、納得していないよ
困っているよって、ことを
伝えることができているということです。

 

ここで、承認をせずに

「 ダメと言ったらダメなの 」

などと流してしまうと、
今後、お子さんの中にあるモヤモヤや
納得していないこと、困っていることを話すことができなくなる可能性があります。

 

もちろん、1回や2回でそうはならないので不安にならないでくださいね。

わたしもついやってしまっていましたから(汗)

 

**

 

子どもが小さかったり、
発語がなかったりすると、

早くしゃっべってほしい。
ちゃんと説明してほしい。

 

そんな期待を抱きますが、
トラブルの渦中にいると
子どもの成長を
ついスルーしてしまうこと、ありますよね。

承認って、特別なことではありません。

 

ただ、

 

「 どうしてって思うよね 」

「 今までOKだったのにね 」

 

そんな風に、お子さんの言葉を繰り返したり、
共感するだけでいいのです。

 

こんな風に言ったら、
子どもの行動を助長させるのでは?と
思われる方もいらっしゃるかもしれません。

 

でもこれは、お子さんの気持ちに共感しているのであって、
行動にOKを出しているのではありません。

 

では、行動面の声かけについて考えて行きましょう。

 

効果的な対処法②具体的に肯定的な行動を示してあげる

お子さんの行動を変えるためには、

 

  • 具体的に
  • 肯定的な
  • 行動を提示する

 

ことが必要です。

 

「 〇〇ちゃん(抱きついてしまう子)には、トントンって、肩を叩こうね 」

 

「 ギューってしたくなったら、〇〇先生にギューしよう」

 

「 ギューってしたくなったら、〇〇(お守り的な何か)をギューしよう 」

 

こんな風に。

 

どんなに止めさせたい行動でも、
禁止でうまくいくことはありません。

 

だって、動いてしまうのですから。

 

本人だって困っているのです。

そんな時は、
行動を少しずつずらしていくのです。

 

抱きつくということは、
手が前や横に出るということです。

 

よって、
抱きだきつく以外に手がでる行動を提示したり、
抱きついてもOKな人を提示することで、
少しずつ変わっていくことがあります。

 

ただ、気をつけてほしい点は、
男の子にとって”いいこと”でなくてはなりません。

 

例えば、抱きつく子が好きな子だったら

 

「 こっち方が、〇〇ちゃんはうれしいよ 」

 

「 ギューするなら〇〇先生 」は、

 

お子さんが好きな先生じゃないと行動は定着しません。

 

これらの行動に切り替わって定着してきたら、

 

「 〇〇ちゃんには、名前を呼ぶと喜ぶよ 」

 

と、行動を少しずつ言葉などに置き換えていくのです。

 

本当はね、
抱きつく前に先生が間に入って止めることが
一番効果的な対処法ですが、
先生ひとりがこれをやるのはとても大変です。

 

ただ、
おうちで決めたルールを共有し、
先生にご協力いただくことはできるかな?と思います。

 

行動を禁止せずに、今日からできること。

 

参考になさってください。

 

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