自分のわがままが通らないと、モノを投げたり叩いてきたり・・・
言葉が遅いため、大切な主張なのかもしれないと思っても、ついイライラして怒ってしまいます。
今日は、そんなお悩みにお答えします。
まずはじめに、わがままって どんなことでしょう?
できるなのに、やらない・・・
自分のやりたいことだけをやろうとする・・・
というこようなことが思いつきますが、
辞書で調べると、
【 自分の思い通りに振る舞うこと。また、そのさま。気まま。ほしいまま。自分勝手 】
などと、出てきます。
ご飯の時間なのに、まだおもちゃで遊びたいと駄々をこねたり、
見たいテレビが見れるまで、泣き喚いたり・・・
癇癪まではいかないけれど、対応が大変ですよね。
パターンになっている時には無反応
最初に対処法をお伝えしますが、わがままもモノを投げるも、癇癪も、無反応です。
特に、パターン化している場合は、無反応で反応のリセットをする必要があります。
- 声も、視線も注がず、子どもが落ち着くのを待ちます
- (落ち着いてきたら)共感の声かけ
ですが、これはあくまで事後の対処です。
もっと大切なのは、事前対処(問題行動を事前に止める)です。
子どもと自分の願望・期待を知る
事前対処とは、その名の通り 事前に対処すること。
どんな時に、わがままがでるのか?を観察し、その後に困った行動がでないようにしていきます。
- おもちゃでもっと遊びたい!
- お腹がすいていない!
- テレビが見たい!
観察していると、子どもの理由が見えてくるはずです。
と、同時に つい大人の時間に合わせてほしいなどという、自分の期待も見えてくるはず。
- 〇時までにご飯をたべてほしい
- 〇時までには寝させたい
- わたしのスケジュール通りに動いてほしい
この差、この溝が、お互いのイライラや葛藤になることが多いのです。
自分(家庭)のルールを決める
お互いの願望や期待がわかったら、解説策が見えてくるはずです。
大切なのは、自分で決めること。
- 時間がある時は、子どもに寄り添ってみよう
- 今日は時間がないから、子どもに頑張ってもらおう
- 怒ってでも、何とか止めさせよう
全部、〇(まる)。
怒るも、あってOK。
また、単純に視覚的な指示がなかったために、次の行動に移せなかったということもあります。
発達障害の子どもたちは、見通しが大事。
10回指示するより、1回視覚的な指示(絵カードやスケジュール)で見せたほうが動けることがあります。
子育てって、育児書通りにはいきません。
あの本には、こう書いてあった。
この本には、こう書いてあった。
それらの情報に振り回されているうちは、自分の子育てができません。
自分の子育てができないということは、何をやっても不安だということ。
目の前の子どもをみて、試行錯誤して経験値を積むしかないんですね。
でも だからこそ、スペシャリストにもなれるのです。
わたしも、情報に振り回されていた時がありました。
当時はむすこの発達障害がわからなくて、育児書と自分の子育てを照らし合わせては、
あれも違う
これもうまくいかない・・・
そんな毎日。
自分の子育てを否定されているようで、とても不安でした。
だけど、答えはむすこが持っている。
そう思えた時に、本を捨てて むすこに正面から向き合うことができたのです。
まとめ
- 目の前の子どもを観察する
- 子どもと自分の願望や期待をする
- 子育てのルールは自分で決める
参考になさってください。