甘え?ヘルプサイン?子どものサインの見極め方

おうち療育アドバイザー浜田悦子です。

こんにちは。

 

毎日の着替えや準備。

 

ひとりでできる年齢なのにやらない。

やればできるのに、手伝ってと言ってくる。

 

こんな時、どうしていますか?

 

今日は、子どものヘルプサインと甘えについて考えていきたいと思います。

 

 

 

 

朝の着替えに、夜の着替え。

 

 

もうひとりでできてもいい頃なのに、

いつまでたってもひとりで着替えようとせず

「 手伝って 」と言ってくる。

 

 

甘えているのかな?と思ってしまい、

ママが手伝うことで

いつまでたってもこのままかもしれない・・・と

つい厳しくしたり、突き放してしまうこと、ありますよね。

 

 

わたしもそうでした。

 

 

着替えを目の間に準備しているのに、

 

「 どうして着替えることができないの? 」

 

そう、責めてしまったことが何度もあります。

 

 

何度もそんなやりとりを繰り返し、

ある時 むすこの口から出た言葉は・・・

 

 

「 順番がわからないんだよ! 」

 

 

順番がわからないってどういうこと?

上から順番に着ていけばいいじゃん。

 

 

当時のわたしは、こんなこともわからないの?と、

唖然としたことを覚えています。

 

 

でも、そうなんですよね。

 

 

発達凸凹の子どもたちは、

“ 教えてもらわなけばわからない ”という特性を持っています。

 

 

上から着てほしいなら、上から着ようね。

 

それでも指示が通らない場合は、

横にひとつずつ並べて数字を付けてあげたり

数字がわからない場合は色で指定してあげたり・・・

周りの大人が工夫をしてあげることで、

子どもは安心して着替えることができるようになります。

 

 

“ わからない ”は、不安につながります。

 

 

例え、それが着替えという

わたしたちには無意識でできる行為だとしても。

 

 

子どもがわかるように言葉で指示を出したり、

視覚的に見せてあげることは、見通しになります。

 

 

ゴールへの道しるべになり、

子どもは安心して進んでいけるのです。

 

 

 

では、

「 手伝って 」と、

毎回言う子どもはどんな心境なのでしょうか?

 

 

お子さんによって

様々な理由が隠れていますが、

この場合も、不安があるのかもしれません。

 

 

間違えたくない、自信がない。

 

 

間違えたらやり直せばいいのですが、

間違ってもいいという耐性がないのも

発達凸凹のお子さんの特性ですね。

 

 

また、

園や学校への不安や抵抗もあるかもしれません。

 

園や学校は刺激の多い集団生活の場です。

 

刺激に弱いお子さんは、

その中にいるだけで何もしなくても疲れてしまうのです。

 

ですので、

園や学校に行く前に

そのことを考えるだけで

不安になって、ママに甘えたくなる。

 

園や学校を頑張るから、

着替えはママに手伝ってほしい。

 

そんな気持ちが隠れているかもしれません。

 

 

わたしはむすこを見ていて、

園や学校に行くことは

当たり前じゃないということに気付きました。

 

 

わたしも学校は好きな方ではなかったし、

中学も高校も出席日数ギリギリでした。

 

 

でも、わたしとはレベルの違う

感覚過敏という特性を知って、

わたしはむすこのために

誰になんと言われようと、

甘いママになろうと思いました。

 

 

  • 癇癪を起こしたらやってあげるということではありません
  • レベルの見極めや上げ下げは大切です

 

 

「 手伝って 」や 「 助けて 」は、ヘルプサインです。

 

ヘルプサインは、信頼できる人にしかだせないのです。

 

 

わたしは、

 

“ 子どもが幸せな大人になるためには、ヘルプサインが出せることが必要不可欠 ”

 

だと、考えています。

 

 

それは、

「 困った時は、ヘルプサインを出しなさい 」と言って

カンタンに出せるようになるものではありません。

 

 

「 学校で困ったことがあったら、先生に言いなさい 」と伝えても

言えないお子さんはいませんか?

 

 

これでは、お子さんには届きません。

 

  • どんな風に言ったらいいのか?
  • どの先生に言ったらいいのか?

 

 

もっと言えば、

 

  • 先生との間に信頼関係はあるか?

 

これらがそろっていないと、

はじめてのヘルプサインは出せないのです。

 

 

そういう意味でも、

ママにヘルプサインを出せているということは

とても素晴らしいことなんです。

 

 

 

話しを戻します。

 

甘えなのかな? ヘルプサインなのかな?と

迷った時は、園(学校)がある日と、

お休みの日を観察してみてください。

 

 

どっちもひとりで着替えることができなかったり

ヘルプサインを出してくる時は、

着替えそのものに課題があると考えていいかもしれません。

 

 

  • 不器用でうまく脱ぎ着ができない
  • 順番がわからない

 

など・・・

 

このような場合は、どこでつまづいているか?観察をして

視覚的な指示を活用してみてくださいね。

 

 

もし、

お休みの日にはひとりで着替えることができるのに

園(学校)がある日のみヘルプサインがある場合は、

園(学校)に対して不安や抵抗がある可能性があります。

 

 

できる限り、園(学校)がある日は手伝ってあげることが

お子さんの安心感につながります。

 

 

感覚過敏は、治ることはないと言われています。

 

でも、信頼できる人が周りにいることで軽減されることがあります。

 

 

年長時代、何から着ていいかわからないと言い

耳をふさいで脱走していたむすこは、

今は自分のクローゼットから着替えを取り出して着替え

40人のクラスの中で座って授業を受けています。

 

 

子どもは、安心感がたまると 自分で前に進んでいきます。

 

 

子どもの特性とママの不安が、安心に変わりますように。

 

参考になさってください。

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