幼稚園や療育センターでの簡単なゲームや勝負ごと。

勝ちにこだわるあまり、参加できないお子さんは少なくありません。

なんとか説得して参加させても、負けてしまうと 床に寝そべって癇癪を起こす・・・

今日はそんなお子さんへの対処法をお伝えします。

Scissors

発達障害の子どもにとって、負けることは〇〇なこと

勝ちにこだわる、発達障害の子どもたちにとって、負けることは この世の終わりのように感じられます。

負けたらどうなる?という見通しを持つことが難しかったり、

負けることはダメなことと感じ取っています。

 

たかが、じゃんけん。

たかが、ドッジボールでも。

 

負けたって、何にも変わらない。

負けたって、死ぬわけじゃない。

そんな風に説得しても、本人にとっては一大事なのです。

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負けることが嫌な子どもに、

『負けたって大したことはないよ…』

と、言葉をかけることは、共感ではありません。

 

負けることが嫌な子どもを、無理やりゲームに参加させることも、療育ではありません。

療育ではないということは、やっても意味がなく、むしろ子どものこころの傷つけることにもなりかねません。

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嫌がる子どもを無理にゲームに参加させたり、負けて癇癪を起こすことを繰り返すことは、ますます勝ちへの執着を大きくしてしまうのです。

やってはいけない支援(対応)

これらをふまえて、勝ちにこだわる子どもへの支援(対応)を考えてみましょう。

まずは、やってはいけない支援(対応)です。

・無理に参加させる

・説得する

・約束をさせる

・癇癪を起こさせる

・参加させない

上の三つは、記事に書きました。

気をつけていただきたいのは、最後の 参加させない です。

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子どもが参加したくないから、参加させない という単純な判断では、子どものいいなりになっているということになります。

これも、支援ではありませんね。

勝ち負けにこだわる子どもに必要なスキル

簡単なゲームなのに、参加できない・・・

負けると一人だけ、泣き叫ぶ・・・

そんな自分の子を目の前にすると、こころがモヤモヤしたり、ザワザワしてしてしまうこと、ありますよね。

わたしも、つみきが崩れただけで泣き叫ぶむすこをみて、なんどつみきを放り投げたかわかりません。。

そんなむすこも、今ではゲームに参加できるようになりました。

もちろん、家族でゲームをして負けてしまうと、悔しがったり、ホロリと涙したりすることもあります。

だけど、それが当たり前ですよね。

ゲームに勝つことではなく、自分で自分の感情をコントロールできるようになること。

これが、大切だと思うのです。

駆け上がる子ども

では、どうやって感情をコントロールできるようになるか?

さらには、どうすれば自ら進んでゲームに参加できるようになるのか?を考えていきたいと思います。

 

ゲームのルールは理解しているか?

意外と見落としなのが、こちら。

簡単なゲームでも、ルールを理解していないことがとても多いです。

さらに、言葉だけて説明していることも多いです。

勝ちにこだわる一つの理由は、見通しです。

・どんなゲームで

・どんなルールで

・終わりはどこか?

視覚的に説明することを心かけましょう。

 

悔しい気持ちに共感はしているか?

上にも書きましたが、説得は共感ではありません。

『 負けても、大丈夫だよ 』

『 負けても、死なないよ 』

そんな説得では、子どもはますます怖くなってしまいます。

『 負けたら、悲しいよね 』

『 負けたら、悔しいよね 』

子どもの気持ちに寄り添う言葉が、共感です。

 

ママ(パパ)が負けてあげているか?

幼稚園や療育センターでのゲームに参加できないなら、まずはおうちで練習しましょう。

発達障害の子どもたちは、般化が必要。

おうちでゲームに誘ってみましょう。

まずは、ママやパパがゲームをして負けてください

そこで、負けても大丈夫だよということを、視覚的に見せてあげるのです。

『 負けちゃって悔しいな。だけど、もう一回やってみようかな! 』

と、負けても何度もやり直すことができることを教えていきましょう。

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勝ちにこだわるあまり、生き辛くなっているのは子ども本人です。

勝っても負けても大丈夫と思えることは、自分のチカラを信じられるきっかけにもなりますね。