発達障害や自閉症のコミュニケーション方法と聞いて、思いつくのは 絵カードではないでしょうか?

一日のスケジューリングに。

行程や手順表に。

また、名詞の理解を促す時や、指示を出す時も、絵カードはとても有効です。
でも・・・

ただ、作ればいい。

ただ、使えばいい。

というものでは、ありません。
絵カードを活用する前に、ぜひ知っておいてほしいことを、まとめました。

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目次

絵カードを作る前、使う前にぜひ知っていてほしいこと

絵カードを活用する時に、大切なこと

絵カードと一言でいっても、写真からイラストまで、さまざまです。

また、子どもの年齢や理解力によっても変化させなければ、効果は上がりません。

ぜひ、お子さんにあった絵カードがみつかりますように。

 

絵カードを作る前、使う前にぜひ知っていてほしいこと

Lesson1 (写真編)

実物を写真にして、絵カードを作成しましょう。
例えば、お子さんが履いている靴。

同じ大きさに拡大し、同じカタチに切り取ります。
切り取ることが、ひと手間ですがとても大切。
実物は3Dでも、カードにすると2Dになってしまいます。

年齢や理解力が低いほど、実物に近い方が理解がしやすいのです。

また、ラミネートで加工すると、強度が増しますね。
脱いだ靴をそろえてほしい時は、玄関にこのカードを置きましょう。

そして、その上に置くように指示をだします。

カードの上に実物をおくことができると、同じものだと理解できていることになりますし(マッチング)、

『 毎回 靴をそろえなさい 』と、言う機会が減ることになります。

指示ということばの刺激を減らし、強化(ほめる)をすることで、行動が定着します。
すぐになくしてしまうものや、お片付けにも、応用できますよ^^

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Lesson2 (イラスト編)

ものの概念が理解できている場合は、イラストの絵カードを活用できるかもしれません。

そんな時は、イラストで絵カードを作成することができます。
もともとある絵カードや、ダウンロードを活用することもできますよ。

公文 生活道具カード
公文 くだもの・やさいカード
こぐま会 こぐま絵カード

ドロップレット・プロジェクト

などなど・・・

ほかにも、インターネットで検索しても、でてきます。
イラストを用いて絵カードを作成する場合、注意してほしいポイントは、

イラストを子どもが理解しているか?

刺激が少ないか?

です。
どんなに素晴らしいイラストでも、子どもが理解していないと活用できません。

カードにする前に、お子さんにみせて確認することをオススメします。
また、イラストの周りを囲んで枠を作っても、逆に その枠が気になってしまう子どももいます。

背景や装飾も避けたほうが良いでしょう。

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Lesson3 ( ことばカード )

ひらがなが好きだったり、学齢期の子どもには、ことばカードもオススメです。

絵とひらがながあることで、理解が進むことがありますし、

こどばだけで動けるようになる練習もできます。
ただ、注意したいのは、子どもが無理をしていないか?が大切です。

学齢期だからといって、子どもが慣れていないのに、無理にことばだけのカードにすることは、逆に 学びを妨げてしまうことにつながります。
絵カードを活用するのは、子どもにわかりやすく指示をだすため。

頭のなかにある、無数の点と点を結ぶためであり、子どもが、ひとりでできた!という経験を積み重ねられるようになるためです。

チョキ

絵カードを活用する時に、大切なこと

それから、絵カードを活用する時に、大切なことがあります。

それは、慣れるまでは 置く場所やタイミングを一定に保つこと。
例えば、靴を置く場所をいつも違う場所にしてしまうと、靴をそろえる前に【 靴をさがす 】という課題が先にはいってしまいます。
子どもは、視界が狭いのです。

特に、発達障害や自閉症の子どもはなおさらです。
『 あっちにあるでしょ 』 『 そっちだよ 』

と、指をさして指示をしても、なかなか それを探すことは難しいのです。
また、絵カードは指示の一つ。

子どもの特性に合わせて、指示の出し方も変えなければ なかなか定着しません。
何かに夢中になっている時に、必死に後ろから名前を呼んでも、気づかないでしょう。

指示をだす時は、子どもの前で、視界に入る場所で、注目をひき、絵カードを提示しましょう。

笑顔の男の子

まとめ

絵カードを作る前に、子どもの理解度を観察しましょう

子どもの成長によって、絵カードも変更していきましょう

 

参考になさってください^^